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2015/06/30 07:00



※今回はannasさん発のQ&Aです。

こんにちはannasです。
今日はグラデーションの糸の説明をしたいと思います。
今まで質問をたくさんいただいていて、早く答えなきゃいけないなと思ってるんですけど、今回はどうしてもグラデーションの刺繍糸の説明をしたくて、私から発信のQ&Aをさせていただきます。


グラデーション糸は各メーカーから出ています。
たぶん、日本のメーカー以外にも、色んなところのがあると思います。

その中で、私がとても気に入ってよく使っているのが、コスモのシーズンズという刺繍糸なんですね。
コスモのシーズンズはどこが良いかというと、赤から青に刺繍糸が変わるときに間にちゃんと紫が入っているんですね。
他のメーカーのものは(全部のメーカーを使ったわけじゃないんですけど)、赤から青に変わる時に色の境目がハッキリし過ぎてて、単色で刺繍して、途中で別の単色に変えたのかな?みたいな感じになるんです。
シーズンズの場合は間にちゃんと中間色が入っていて、ちょっとずつちょっとずつ色が変わるので、サテンステッチで刺繍した時に、水彩画みたいにグラデーションがふぁ~っとできてきてすごくキレイなので、私はよくそれを使っています。

前の動画(糸の保存方法)で、使いやすい長さの60センチに切って、それを針に通して使ってくださいという話をしたんですけど、それだとグラデーションの糸はどの辺りから色が出てるかがバラバラでわからなくなるんです。
グラデーションの刺繍糸の使い方は60センチで切らずに、別の方法でやるので、それを今から手元で説明したいと思います。
では手元の方へどうぞ。

(ここから手元)
使い方は、じゃあ、一つ取ってみましょう。黄色が見えやすいかな。
売ってる時はこういうふうに売ってます。
これを、もったいないんですけど、使わないところを切り除きます。
ここでもったいないとか言ってると絵が綺麗にならないので、あんまりもったいないというふうに考えない方が良いです。

この糸は、白からだんだん黄色になっていって、また白に戻っていくんですけど、その中で自分が使いたいところを切ります。
例えば、黄色の濃いところから、ちょっとずつ薄いところまでのグラデーションにしようとするなら、黄色の濃いところからハサミで切って、最後薄いところで終わるようにセットします。
ただ、この刺繍のサイズだとどのくらいのところで変わり目になるのか?というのが刺繍をしてみないとわからなかったりします。
この長さならサテンステッチでどの辺りから変わるかという予測が、初めての方は想像つきにくいかもしれません。

という感じで、もったいなんですけども、こうするしか刺繍がきれいにならないので、一回ダーっと出して切って、余ったら糸巻きとかにぐるぐると巻きつけておくのが一番いいと思います。
糸巻きもダンボールとかで全然良いので、糸巻きにダーっと巻きつけておくと保管しやすいと思います。
このままだともつれてしまうんですね。

次は、使い方を説明します。

これ最近刺繍したアジサイの刺繍で、女の子の部分にグラデーションの糸を使ってるんですね。
このスカートのところとか、このブーツのところもよく見るとそうなんです。あと袖のところも、赤いところから紫になってたりとか。
文字も刺繍してるんですけど、文字もそうですね。だんだん紫からピンクになってます。

これをどうやって使うかというと、例えば、このスカートの薄い紫から濃い紫。
こんな感じで、薄紫から濃い紫にちょっとずつ変わっていってますね。
上から、つまり、薄い紫が差し始めになって、だんだん刺していくと濃くなっていく。
という感じに設定するので、切り始めはこの薄い紫で切ります。
あとはそこから2本取りで刺繍していくと、勝手に色が変わるという感じですね。
切るときは、濃い色か薄い色、しばらく同じ色が続くところで切ったほうが良いと思います。
というのは、例えば、糸を途中で切り、続きをまた次ごうと思って、色の変わり目で次ぐ場合、裏で処理を進めてるうちに表に出る色が変わっちゃうんですね。
それを防止するために、同じ濃さ・薄さが続いているところでやってください。


これはずいぶん前に仕事したもので、人魚姫のこの足の部分とか、あとクラゲのこの丸いところなどで使っています。
アウトラインステッチになるクラゲの足では使っていません。
グラデーションはアウトラインステッチに向いてないんですね。
色がよくわかりにくくなるので、サテンステッチで面を埋めるステッチにグラデーションの刺繍糸を使ったほうが、少しずつキレイにグラデーションが出るので良いと思います。

というわけで、グラデーション糸を使うと表現方法が単色より更に広がります。
グラデーション糸というのはどの色がどの辺に来るのかというのがアバウトにしか予測できないところが面白いところです。
人によって全然色の出方が変わってしまうところがまた楽しいので、それを楽しみながら、単色と一緒に使い分けて刺繍していくと、もっと世界観が広がると思います。
ぜひ、使ったことない方は一度チャレンジしてみると楽しいと思います。


<使いやすいまとめです。ぜひご活用を>
まとめ 動画でわかる刺繍教室~Q&A~
http://annas.exblog.jp/20807307/




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